桑原ブログ
会うべくして会う人たち
人の人生を変えてしまう時期というのがあると私は思っています。
それは人という存在。
人はこの世に生を受け何千人、何万人という人と出会います。ある程度の歳を重ねてくれば、この世の中がだいたいどうなっているか・・・?などわかったような気がしてくるものです。
しかし、それは一面に過ぎません。
何千人、何万人と人は見ているけれど、たいてい今の自分の心を形成しているのは、過去に自分が関わった人によって成り立っているのがわかります。
「人が良い」といわれる人、厳しい人、いつでも優しい人、兄弟や親、親友、毎日顔を合わす人、そんな人たちで自分はつくられたのでしょう。
たまたま出会った人が自分の人生を変えることだって往々にしてあります。
あなたは今の自分の人生には満足しているでしょうか・・・・
私には今まで3人の人の人生に影響を受けたと思っています。本の中や、架空の人物ではなく、実際にその人たちと、接触するうちに生きる方向が変わってきたのです。
人間としての自分らしさや、信念、夢を追うために偶然に会ったのではなく、会うべくして会っている人たちが必ず周りにいたと思います。また、これから出会いがあるかもしれません。
人生70年、80年とも言われるこの世の中に、これだけ数多くの人がいながら、自分の人生の方向性を変える人が、ごく数人しかいないということが不思議でなりません。
たしかに素晴らしい人はいくらでもいます。
しかし、自分の心に神は一人いればいいと思うように、人間の心を形成する方向性を決めるときは、人生に何度も訪れないのだから、ごく数人の必然な素晴らしい出会いを、今からも見つめていきたいと思っています。
- 2015.08.19
- 11:07
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